子供の行動は親子の関係が影響している

チャイルドコーチング

父親との関係

最近、見えてきたことの一つに「父親が厳しく、強い権限を持っている家庭」の男のお子さんは、同性に意地悪をするお子さんが多い傾向にある、ということです。

勿論、当てはまらないお子さんもいらっしゃいます。ですが、家庭という社会の最縮の中で初めて接する同性が父親なわけです。

その父親に日常的に叱責され、厳しくされ、時には頭を叩かれたりする。
お母さんにはそういう事はしない=同性には意地悪していいんだ。

と思ってしまうのではないかと分析しました。

なぜなら、子供はそれが教育であるとか愛のあるムチだとは、まだ理解できないからです。

悪いことをしたり、軌道修正をしなければならない場合はビシッと父親が話す必要はあると思います。しかし、意地悪なお子さんの父親は日頃から高圧的だったりするのです。

これは女の子にも当てはまります。女の子の場合は母親が激しく厳しいことが多いように思います。

でも意地悪された方はたまったものではありません。

感じる事は、やはり、子育てに関してお父さんお母さんでよく話し合って頂きたいと思います。

人様を傷つける子に育てたいのですか?

きちんと謝れる子・反省が活かせる子

そういうお子さんは、お母様、お父様がお子さんとしっかり向き合い、話しをよく聞き、会話の時間を多く設けているご家庭に育っているように感じます。

勿論、生まれながらの性格も関係してくるのかもしれませんが、向きあい方次第で子供は変わると思うんです。

愛情を存分に伝えて、安心して話して良いという環境を作る事は本当に重要かと思います。

ただ、この愛情表現を間違うと子供が曲がった方向にいく場合があるので注意しなければならないなと感じます。

例えば、忘れ物などがあれば、先生に叱れますよね。

それを恐れて、忘れ物をした場合、お母さんにいつも学校から電話をして、持ってきてもらっているお子さんがいるとします。お母様も自分の子供可愛さにいつも届けてしまうのです。

そのお子さんは、何かあればお母さんに助けてもらえると思ってしまっているのです。

そのお母様は子同士の喧嘩などでもお子さんを弁護して、うちの子はこういう事が言いたかったんだと思う、というようにいつも代弁してしまいます。

悪いことをしてもお母さんが結局助けてくれるのです。だから、大人が見ていないところで意地悪もします。

今後どういうことが考えられるでしょうか?

このお子さんはこのままでは、自分で問題を解決する力がつかないように思います。
このまま大人になってしまうのでしょうか?

手をかけすぎず、目をかける子育てを心がけたいなと思います。

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